中古ボートの購入と維持に必要な費用と項目
ボートは購入費用が高額となります。また、初めての購入では、購入後の維持費なども見当がつきにくいでしょう。購入してから途方に暮れるのは避けたいと誰もが考えるはずです。艇体費用以外に、ボートの購入に際して必要な費用として、下記のようなの項目を考える必要があります。
それぞれの項目詳細については、販売店、マリーナ、保険代理店などへ、遠慮なく聞いてみましょう。明確な回答が得られるはずです。
艇体本体価格 | 中古艇の時は、あとで思わぬ出費がないように、艇体と装備の破損箇所を十分に確認する。現状渡しが多いので、現状を十分に確かめましょう。装備品の年式、稼働するのかどうかも確認する。 |
追加装備・整備費用 | 予算の範囲と、自己作業でできる範囲を検討する。艇の工事を行う現場が、業者の自社作業ヤードまたは自社工場でないときは、追加費用が必要となるときがあるので、確認する。 |
船底塗装 | 船底部の特殊塗料の塗装、海上係留の場合は少なくとも毎年1回の塗り替えが必要。 |
ハル(艇体)塗装 | ハルの部分へのアクリルウレタン樹脂塗装、耐久性は約7~8年と耐候性が高い。 |
シート類の交換 | シート類の交換、耐久性は約4~5年。 |
エンジン整備 | エンジンの消耗品交換と調整、2年に1回の定期整備が必要。交換部品のリストを提出してもらう。 |
船検、登録 | 定期検査、中間検査、もしくは名義変更だけなのか、確かめる。次回定期検査時期を確認する。 |
航海計器、魚探、レーダー | メーカー、機種の選定を購入業者へ相談し、その機種を勧める理由を確かめる。 |
搬送費用(トラック陸送、海上回航) | 艇の大小、目的地によっては、回航の方が適切な場合がある。 |
マリーナ保管料(年間保管料、保証金) | ヨットライフに合ったマリーナを選ぶ。保管料以外に施設利用料が必要かどうか、保証金は返還されるのかどうか確かめる。 |
保険(艇体保険、搭乗者傷害、賠償責任、捜索救助費用) | ヨットに詳しい保険代理店をマリーナから紹介してもらって確かめる。 |