プレジャーボートを所有したら必ず経験して欲しい遊びが、海上からの花火大会観覧。人混みも渋滞も無く、目の前で上がる花火を見られるのはプレジャーボートを持っている人間だけの特権ですね。
私が遊び場にしている広島湾・大阪湾で、ボートで行ける花火大会と、ボートで花火を観覧する場合の注意点をまとめておきました。
この記事の目次
広島湾でボートから観られる花火大会
広島みなと夢花火大会 2014年は7月26日開催
呉海上花火大会 2014年は8月2日開催
宮島水中花火大会 2014年は8月13日開催
大阪湾でボートから観られる花火大会
淡路市 夏祭り 2014年は7月20日開催
岸和田港まつり花火大会 2014年は7月26日開催
芦屋サマーカーニバル 2014年は7月26日開催
みなとこうべ花火大会 2014年は8月2日開催
淡路島まつり花火大会 2014年は8月4日開催
ボートの立ち入り禁止区域と海上保安庁の指示に気を付けて
ボートからの観覧者が多い花火大会は、事故防止のために立ち入り禁止区域と時間を定めている場合がほとんどです。これらの情報は各花火大会の公式サイトや運営する県や市町村などで発表されていますので、必ず確認してから行くようにして下さい。
あまりに危険な行為と判断された場合、最悪は花火大会自体が中断してしまう可能性もありますし、何より自分自身の安全を守るためです。
夜間走行には注意
花火大会終了後には当然ですが真っ暗闇の中を走行して帰港する事になりますので、夜間航行に慣れていないうちに、あまり遠方の花火大会に出かけるのは危険です。
また、近場であっても、普段走り慣れていないコースを夜間走るのは危険ですので、花火大会までに同じルートを何度か走っておく事が必要でしょう。
夜間の航行が危険な理由はいくつもあり、波が見えにくい事による急激な大波の危険性、岸の明かりと船の明かりの見分けが付きにくい、浮遊物が見えにくいなど、昼間より何倍もの危険性がある事を理解して、大袈裟なぐらいの安全運転が必要です。
特に、広島湾では牡蠣筏が無数に浮いているため、毎年と言っても良いほど、花火帰りのボートが接触したり乗り上げる事故が起こります。
また、花火終了直後には多くのボートが一斉に帰港を始め、予想もつかない方向から波が来たり三角波が立つので、ボート初心者や小さなボートの場合には、終了後も急いで動かず、ボートが減り、波が落ち着いてから帰った方が安全です。
アンカリングの練習も忘れずに
大概の場合はアンカリングして花火を観る事になると思いますが、普段アンカリングしない人は、事前に練習をしておく必要があります。潮や風の向き、他船との距離などによっては接触の可能性もありますので、慣れないアンカリングを当日のぶっつけ本番で行う事はやめましょう。
アンカリングせず、こまめに操船しながらの観覧という方法もありますが、せっかくの花火ですから、船長も落ち着いて観覧できるようにアンカリングしたいものです。